後期高齢者の現状と2025年問題(2024年)|75歳以上人口の推移と都道府県比較

2024年時点で日本の75歳以上(後期高齢者)人口は20,777千人、総人口の16.8%を占めています。団塊の世代が2025年までに全員75歳以上を迎える「2025年問題」が差し迫っています。

2024年時点で、日本の75歳以上人口は20,777千人。総人口の16.8%を占めます。高齢者(65歳以上)のうち57.3%が75歳以上の後期高齢者です。75歳以上の女性は男性の1.5倍です。

グラフ

2016年の13.3%から2024年の16.8%へ、8年間で+3.5ポイント上昇しました。

データを表で見る
後期高齢者率(%)の推移
後期高齢者率(%)
2016 13.3
2017 13.7
2018 14.1
2019 14.5
2020 14.8
2021 14.9
2022 15.5
2023 16.2
2024 16.8

都道府県ランキング(2024年)

  1. 1 秋田県 39.46
  2. 2 高知県 36.59
  3. 3 徳島県 35.77
  4. 4 青森県 35.71
  5. 5 山形県 35.61
  6. 6 山口県 35.52
  7. 7 岩手県 35.37
  8. 8 島根県 35.2
  9. 9 長崎県 34.66
  10. 10 愛媛県 34.48

背景と考察

後期高齢者(75歳以上)の集中度は、高齢化そのものが進んでいる地域ほど高くなる傾向があると考えられる。高齢化率が突出して高い秋田県(39.5%)のような地域では、後期高齢者の比重も相対的に大きいと推測される。ただし都道府県別の後期高齢者率そのものを示す統計は無いため、ここでは高齢化率を手がかりとした推測にとどまる。医療・介護基盤が手薄になりがちな地方ほど、後期高齢者の増加が地域の受け入れ能力を上回りやすい構図がある。

75歳以上の女性は男性の1.5倍という性差は、女性の平均寿命が男性より長いことに由来する部分が大きい。配偶者に先立たれた高齢女性の独居が増えることは、見守り・介護体制への需要増加や社会的孤立のリスクに直結する。75歳以上人口が総人口の16.8%を占める現状は、医療・介護保険財政の持続可能性だけでなく、地域コミュニティが高齢者をどう支えるかという課題を突きつけている。

よくある質問

日本の75歳以上の人口は何人ですか?
2024年の75歳以上人口は20,777千人です。
2025年問題とは何ですか?
2025年問題とは、団塊の世代(1947〜1949年生まれ)が全員75歳以上になることで、医療・介護需要が急増し社会保障費が膨張する問題です。
後期高齢者は高齢者全体の何%ですか?
2024年時点で、75歳以上の後期高齢者は高齢者(65歳以上)全体の57.3%を占めています。
後期高齢者の男女差はどのくらいですか?
2024年時点で、75歳以上の女性は男性の1.5倍。平均寿命の差から、後期高齢者では女性が大幅に上回ります。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat) 国勢調査・住民基本台帳に基づく人口動態調査

前期高齢者と後期高齢者の内訳(2024年)

65〜74歳(前期高齢者)
15,466千人
高齢者の 42.7%
75歳以上(後期高齢者)
20,777千人
高齢者の 57.3%

75歳以上の男女差

75歳以上 男性
8,304千人
75歳以上 女性
12,474千人

75歳以上の女性は男性の1.5倍。平均寿命の差から、後期高齢者では女性が大きく上回ります。独居高齢女性の増加は介護・社会的孤立の主要な課題です。